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 今回は9月22〜24日にナッシュビルのダウンタウンでFest de Villeというアート&ミュージック・フェスがありましたのでその模様をリポートします。

 残念ながら3日間とも天気が悪く、人も少なかったのですが、その為に入場料がタダだったのでラッキーでした。3つの野外ステージで色々なエンターテイメントがあっていた様です。しかし私にとっていちばんの目玉は最終日にあったブルーグラスのステージでした。Tribute to John Hartfordという事でたくさんのゲストが彼との思い出話をしたり、彼の曲を演奏しました。このステージは同時にテレビ番組の公開録画になってました。

 まず最初に登場したのは、ギリアン・ウェルチ&デイヴィッド・ローリングでした。私が4、5年前に留学していた時にピーター・ローワンが「ステーション・インでギリアンが演奏するから行かないか?彼女はとてもおもしろい詩を書くんだよ。」と教えてくれて、絵美と一緒に行って、見たのが最初でした。それから私は彼女のファンになり、時々ギターを片手に彼女の曲を練習しています。きっといちばん有名な曲はオーファン・ガールだと思います。彼等はCDには入ってない2曲を演奏しましたが、今までと同じスタイルで(オールドタイミーっぽい)やりました。

 そして次はノーマン・ブレイクでした。私は初めて彼の演奏を生で聴きましたが、やはりとても良かったです。曲名は忘れましたが、私が小さい時に聴いた事のある曲(オールドタイミーの曲)をやっていたのでとても懐かしく思いました。

 それからジョン・コーワンがスコット・ヴェスタルと若いドブロ弾きと一緒に登場しました。残念ながら音響が悪く、スコットのバンジョーがあまり聞こえませんでした。2曲目にはなんとパット・フリンが登場してバリバリのノリがいい曲をやっていました。めったに彼の演奏はナッシュビルで聴けないのでラッキーでした。やはり彼のギターとジョンの歌声はものすごく良いですね。そしてなんと、なんと、ヴァッサー・クレメンツとベラ・フレックが3曲目に登場しました。予定ではベラ・フレックの名前がなかったので彼が現れた時はビックリしました!その代わり、予定表にサム・ブッシュとアール・スクラッグスの名前が載っていましたが、キャンセルになってました。

 この後、ティム・オブライアン、ライダーズ・イン・ザ・スカイ、カントリーのキャシー・マティアが演奏しました。ベラ・フレックの演奏がもっと聴きたいなぁと思っていると、パット・フリンと一緒に登場し、曲名は忘れましたが、彼のCDに入ってる曲を演奏しました。

 私は初めてベラ・フレックとパット・フリンの演奏を生で聴けたので感激してしまいました!これでサム・ブッシュがいたら言う事なしだったんですが。

 それから最後にジョン・ハートフォードがいつものスタイルで登場しました。マイク・コンプトン(m)、クリス・シャープ(g)そしてバンジョー弾きとベース弾きは見た事がない人で、ジョン・ハートフォードがフィドルを弾いていました。彼が演奏したほとんどの曲はその物語を語るような感じで歌っていました。私は全く意味がわかりませんでしたが、周りの人にはすごくウケていました。

 ショウの最後は演奏した人達が皆出てきて、ジャム形式で弾いてフィナーレでした。この日はナッシュビルにいて良かったとつくずく思ってしまいましたね。また何かいいライブやコンサートがあれば学校の宿題を放り投げてでも行きたいと思います!
詳しくは http://www.festdevillenashville.comをどうぞ。


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