その22


  テロ事件から4日がすぎた今日、9月15日、次の「Time」,「Newsweek」,「People」の3誌をどうにか(すぐさま売り切れてしまう)買うことができました。どの雑誌も文章より写真が多く、テレビで放映されなかったシーンも結構含まれていました。6年前にニューヨークに遊びに行った時の、あのド〜ンと聳え立った2つのビルはとてつもなく高く、とにかく“すごーい!”と感激したものでしたが....。

 こんな田舎のナッシュビルでも、「ダウンタウンに爆弾が仕掛けてある」との偽通報があったり、ガソリンが上がるとのうわさもあります。いろんなうわさが飛び交い、アメリカ中がパニックに陥っていて、みんなが動揺しているというのが現状です。

 しかしながらその反面、犠牲者の為に献血に参加しようとする人達がかなりの長い列をつくっています。また軍隊に入りたいと希望する人が増えたりしていることなど、それなりにお互いが助け合うところが、“アメリカ”だなと思いました。また日本はいかに安全な国か、ということも知らされました。とにかく、今回のテロ事件がもとで世界を巻き込む大惨事にならないように願いたいです。

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「PEOPLE MAGAZINE」より 「TIME MAGAZINE」より

 USA Todayのウエブサイトに、グラフ ィック映像があります。http://www.usatoday.com
トップページを開くと、左側に縦に水色がかった部分があります。その下の部分に「Graphic」というところがあるので、 それをクリックします。
開くと、Graphicのすぐ右に「Full Index」とあるのでそれをクリック。それを開いたら、いくつかのグラフィックがあります。
 

 1週間がすぎた9月18日、このナッシュビルでも自家用車に星条旗を付けたり、星条旗をプリントしたTシャツ、シール、バッチとかアクセサリーがすごく目立つようになりました。工事現場でも星条旗を掲げてるし、消防車も大きな星条旗を付けて走っています。先日、ショッピング・モールに行ったら、モール内が赤・白・青で飾られていて、しかも音楽までが軍隊用っぽいのが流れたりしていました。これにはびっくりしました。(9/18/2001)

 今回、私はお金がないので1ドルだけ寄付しましたが、アメリカの若いアイドル、ブリットニー・スピアーは、コンサートのチケット1枚につき1ドルを寄付するそうです。彼女のコンサートは規模が大きいから、かなりの額になると思います。(9/19/2001)

 今も星条旗が飛ぶように売れていて、昨日、会社の人が星条旗の注文したけど、やはり売り切れでした。今回の事件で“Patriots-パテュリオット”(愛国者)としてみんなに知ってもらいたいゆえに、星条旗やステッカーを車に付けているのです。(9/20/2001)

 21日の夜9時、ハリウッドの大スター・コメディアン・歌手によるテロ事件の被害者の為のチャリティー、「America:A Tribute To Heroes」という番組が生中継でアメリカ中のあらゆるテレビ局で放送されました。(9/22/2001)

 たくさんのキャンドルで照らされたスタジオでは、「Love」をベースにした曲をあらゆるジャンルで。しかもスティービー・ワンダー、デキシー・チックス、ビリー・ジョエル、セリ−ヌ・ディオーン等の超有名なミュージシャン達による、すばらしい演奏でした。またマライヤ・キャリーは私のお気に入りの曲、「Hero」を熱唱していました。



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