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 こんにちは、長女の美雅です。7月6〜7日のスミスビル・フィドラーズ・ジャンボリーに続き、今回もナッシュビル周辺の二つのブルーグラス・フェスティバルのリポートです。

 まずは7月13〜15日、ナッシュビルから車でおよそ45分のところにあるマーフィーズ・ボロ市で催された「第24回アンクル・デイブ・メイコン・デイズ・フェスティバル」です。

アンクルD.M.

ポスター
なおアンクル・デイブ・メイコンについてはここをクリックしていただくと詳しく書いてあるページにリンクしています アンクル・デイブ・メイコン・デイズ・フェスティバルのポスター

 このアンクル・デイブ・メイコン・デイズ・フェスティバルはテネシー州でも有名で、大きなブルーグラス・フェスのひとつです。アート&クラフト用、コンテスト大会用ステージそれにジャム・セッション広場といった具合に設備も整っており、スミスビルのフィドラーズ・ジャンボリー・フェスと同じく、観客は白人のお年寄り(子どもや若い人達もいるにはいるが)でいっぱいでした。驚いた事に、なんとここで偶然にもマンドリンをうまく弾きこなす日本人に出会いました。彼の名は広島出身の宏樹くん。会ったばかりでこれだけのことしか分かりませんので、次の機会にでも彼のことを紹介します。

 ステージでは、金曜日から日曜日にわたってコンテストが行われていました。ブルーグラス楽器以外で変わった部門は、オールド・タイミー調の歌、ハーモニカ、ダルシマー、オールド・タイム・ダンス等でした。

 ステージ裏でジャムをしていると、2つのリムジンが駐車していました。誰だろうね、と話していると、あのバック・ホワイトの娘、リッキー・スキャッグスの奥さんのシャローンと、また驚いたことにガース・ブルックスが来ているとのことでした。“こんなところにガース・ブルックスが??”と思っていると、“あれは偽者だ”という声も聞こえました。しかし真偽のほどは分かりません。未だに謎です。

 次は7月21日(土)、およそ車で40分のところにあるレバノン市のシダー・フェスティバルです。毎年、7月の第3週の週末に行われ、アパラチアン・スタイル・スクエアー・ダンスは、ここでは有名な競技のひとつです。金曜日と土曜日の2日間で競われるコンテストでは、ダンス部門は5つの部門に年齢分けされたクロッギング・ダンスと、7つの部門に年齢分けされたバック・ダンス、ラウンド・ダンス、アパラチアン・フラット・フット、スクエアー・ダンス等に分かれています。

 ダンス部門の参加費は、個人3ドル、デュエット5ドル、グループ20ドルです。その賞金は、1位100ドル、2位75ドル、3位50ドルです。

  ブルーグラス・コンテストでは、初心者フィドル・コンテストからマンドリン、バンジョー、フラット・トップ・ギター、オールド・タイム・バンド、ジュニア・フィドル、セニア・フィドル、バンド対決等でした。

 コンテストの参加費は個人5ドル、グループ20ドルです。その賞金は1位200ドル、2位150ドル、3位100ドルで、バンド・コンテストの賞金は1位1000ドル、2位750ドル、3位500ドルです。

 今回はナッシュビル・テックの先生と先週のアンクル・デイブ・メイコン・デイズ・フェスティバルで出会った宏樹くん、それに由美と4人で出かけました。会場に着くと、駐車場には今まで見た事のないキャンピング・カーで一杯でしたが、これまでに行ったブルーグラス・フェスより小人数の観客でした。

 今回もジャム・セッションが目的だったのですが、「コンテストに出ないか」と声をかけられたので、バンド・コンテストでは、「中島シスターズ&フレンズ」で3曲演奏しました。メンバーは、美雅、由美、宏樹くん、ギターとベースは地元のミュージシャンに手伝ってもらいました。

 でも、だめでした。手伝ってくれたギターとベースがイマイチの腕前だったのです。しかもギター弾きは片手にビール・・・・といった感じで、バンドでコンテストに出る事は容易ではない、というとこをあらためて知らされました。今度はあらかじめ賞ねらいで練習する予定です。

中島姉妹とフレンズ

左から由美f、宏樹くんm、助っ人g、
美雅bj、助っ人bs


 ここをクリックすれば大きな画像になります。

 久し振りのステージでの演奏は、緊張しましたが、観客には非常に受けていました。ホント楽しかったですね。コンテストでは、なんとプロのミュージシャンも参加できるみたいで、賞金は彼等と地元のバンドが獲得しました。

 ナッシュビル・テックの先生のスティーブには、カメラマンやマネージャーのようにしていろいろと助けてもらいました。彼は、実は日本語を学んでいて、将来は日本へ来て英語教師になるのが夢だそうです。みなさん、そのときはよろしくお願いします。

なおシダー・フェスについて詳しくは、ウェブ・サイト:http://www.cedarfest.com


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